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宗宮誠祐のblog

名古屋郊外赤池駅近くのジム自由人の代表(ロックジム破天荒、ボンクラージュ、Dioも)blog

岩場公開までの道程 悲喜交々

今日は、岩場公開までの遠くて、悲喜交々な道程についてです。

ぼくの場合、過去の様々な経験から、私有地内(河原の岩は今回は除外)の新しいエリア(岩場再生も含む)のネット公開までには、以下の段階を踏もうと考えています。 岩場公開までの手続き 1.

地権者と地区の方に特定かつ少数人による開拓(伐採、下地整備、ボルト設置は具体的に打ち合わせる)の許可を得る(その私有地が国定公園内の場合は行政にも打診し、場合によっては許可申請を検討する)。自己責任原則、事故時対応、そして、土地工作物責任についても一定の説明する。

特定少数しか入山しない初期開拓と、不特定多数が入山するエリア公開の許可は別々と考えるべきと感じます。 なぜなら、エリア公開後に発生する状況を、地権者の方が正確に把握されておらず、公開後に「こんなに人が来るとは!! 」と驚かれる可能性があるからです。こうなると、最悪の場合は「近所から苦情が殺到した。もう入山しないでくれ」という最悪の事態を招く可能性があります(岩場ではありませんが、昔、鳳来でお借りした借家はこのパターンで退去を余儀なくされました)。 さらに、ここを正確にしておかないと、「あなたたちだけに許可したのに、知らない人が勝手に入っている」と指摘される可能性もあります。

2.許可取得後に開拓開始(
開拓課題をネット公開する場合は、念のためその許可を個別に、権限のある方(所有者本人ではなく管理者の場合もあり得る)から取得する。例えば、「blogでこの課題紹介したいんですけどよろしいですか」等
3.開拓メンバーで、ルールやマナーのガイドラインを決め、公開したい岩や課題のトポをまとめて地権者等の方々に提示して,事前に公開の了解を得る。(公開の許可が出なければ当然公開はしない。ある岩場の地主の方に挨拶にうかがった時に、「知らない間に、うちの山がネットで紹介されている」とお叱りを受けたことがあります。) ネットで公開した場合、「たぶん、多くのクライマーで混雑します」と言うことを、事前に、再度、地権者の方に丁寧に説明するのは大事と思います。また、自己責任原則、トイレ、駐車、火器使用、ナイト、事故時対応については、1の時よりも、より丁寧かつ具体的に説明して了解を得る必要があります。場合によっては、覚え書きを交わすこともあり得るでしょう。
4. ガイドライン&トポ公開等

場合によっては、任意団体の設立の検討 将来的には行政と共に
以上の手続きを円滑に進めるには、なんらかの団体(eg.鳳来の鳳来の岩場を愛する会、笠置山のKCC)の設立を考慮した方が良いかもしれません。 この団体は民主的な団体である必要があります。例えば、開拓メンバーで策定したルールやマナーのガイドラインについては話し合いによって臨機応変に変更出来ることをあらかじめ告知しておくと良いと思います。経験上、これらについては、必ず異論が発生し、多くの問題を誘発すると思うからです。 なお、既存の岩場(再生も含む)については、初登尊重原則に基づき、何らかの変更(リボルト、シークレットエリア→公開、入山慣習の変更など)をする場合は、開拓メンバーの方々とのお話し合いは必要不可欠と思います。
以上述べたように、昔とは違い、岩場公開(再生も含む)までには、かなりの労力が必要です。しかも公開後に様々な問題が必ず発生します。例えば、上記の手順を踏まずに、好意に基づいて岩場のトポをネット公開してしまうと「あなたが、勝手にトポを公開したからクライマーが殺到して岩場が入山禁止になりそうだ。責任を持ってこの事態を解決してもらいたい!!」と詰問される可能性が高いです。 そんなわけで、「こんなことなら、自分たちだけで静かに登ってりゃ良かった。岩場やトポの公開は大失敗だった。」と思うこともあるでしょうけど、それでもなお、クライミングの前進のために岩場は可能な限りオープンに!!。
少なくともぼくはそう思います。そして、そのため&昔の開拓の埋め合わせ(勝手にトポ配布したり雑誌に投稿)に微力をつくしたいと思います。
追記 順調に話が進めば、クライマー、地権者、行政で団体を設立し、公開イベントを共催したり、補助金申請をしたりして、岩場開拓を地域振興に活用するという方向性も視野に入ってくると思います。例えば、空き家を提供して、岩場の開拓者の移住を募る,生活費と開拓費は岩場開拓基金から拠出する、という楽しげな夢が実現するかもしれません。 というわけで、がんばりましょう。
  1. 2017/01/24(火) 13:12:00|
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