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宗宮誠祐のblog

名古屋郊外赤池駅近くのジム自由人の代表(ロックジム破天荒、ボンクラージュ、Dioも)blog

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外岩でホールドを欠かしてしまった場合などの対応について

年会員の皆さんへ 

いつも破天荒・自由人・ボンクラージュ・Dioをご利用頂きありがとうございます。

外岩を登っていると、ホールドが欠けてしまう場合があります。また、グラグラしていて、今にもはずれてしまいそうなホールドに出くわすこともあると思います。


通常、 多くの開拓者は、課題を公表する場合は、事前に、上記の事態が発生しないようになんらかの対処をしてから公表します。しかし、それには限界があり、多くの方がトライすると、開拓者の意図に反して、ホールドが欠けたり、緩んだりします。

ホールドを欠かしてしまったり、今にもはずれそうなホールドを見つけたら、どうするか。

欠かしたホールドを探して保管し、連絡する

ぼくは以下のようにしています。参考にしてください。

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1.欠かしたホールドや破片を探し、なくならないように保管する。(見つけられなかった場合はあきらめます)

2. 初登者をトポで確認し状況を報告して謝罪し、指示を仰ぐ。初登者がわからなかったら、そのエリアの開拓者集団などに連絡する(笠置山の場合はFBのKCCのページ)。 報告先がわからなければ、 課題名や日時を写真と共にFB、Twitterにアップする。

自分だけで判断しない 課題は、絵や彫刻と同じように、誰かの作品と考える

3.自分だけの判断で、欠かしたホールドを接着剤でつけなおしたり、欠かしたホールドを捨てない。(下記の注意書き参照)

4.今にもはずれそうで危ないホールドの場合は、応急処置をする。理由は知らずに取り付いた人が怪我をする可能性があるからです。テーピングテープを×型に貼付けたり、場合によっては取り外す。そして、速やかに、 初登者あるいはそのエリアの開拓者集団に報告する。報告先がわからなければ、 欠けた場合と同じように、FB、Twitterなどで注意喚起する。

注意書き 欠けた場合の対応に統一見解はまだない 

ホールドが欠けた場合に、そのままにするべきか(れっといっとびー派)、修復すべきかについては、クライミングコミュニティの意見は割れていて、統一見解はありません。

しかも、れっといっとびー派でも、修復を全面否定するクライマーと花崗岩のボルダーは絶対にダメだが、もろい岩のルートではやむおえないという限定的容認派もいるように思います。一方、修復派でも、欠けた破片をそのまま復元するのはOKだが、似たものやセメントで修復するのはダメだというクライマーがいます(例えば、アレックス・メゴス)。理由は、各自により、クライミング観や美意識に違いがあるからです。

以上により、ホールドが欠けた場合、作者による対応でさえ批判の対象となる場合があります。

修復された場合、れっといっとびー派はこう批判するでしょう。

「欠けたホールドを復元するなど、けしからん。そのままにしておくべきだ。修復は自然への冒涜だ」と。

一方、修復がなされなかった場合、こんどは修復派からの批判の対象となりえます。

「課題は作品なのだから、原状に復元する努力をすべきだ。欠けたホールドを捨てるなんてとんでもない。 高村光太郎の彫刻が欠けたときにその破片を捨てるようなものだ。作品に対する冒涜だ。 公開した以上、作者とはいえそんなことは許されない」と。



作品の作者である設定者や初登者でさえ、批判の対象になることを免れにくいのですから、まして設定者や初登者ではない第三者が、承諾なしで修復したり、あるいは、欠けた破片を捨ててしまったりしたら、強い批判を受ける可能性はより高いと言わざるをえません。

ですから、年会員の皆さんには、上記の4つの対応をお勧めする次第です。

実は、今月、ぼくは瑞浪の「くりきんとん」( 5.13a)のキーホールドの結晶を欠かしてしまいました(写真の結晶です)。あわてて取り付きを一生懸命探し、欠けた結晶(チョークと断面で判断)を見つけて大切に持ち帰り、初登者に連絡しました。初登者の判断は、「れっといっとびー」でした。というわけで、 欠けた結晶はぼくの家の引き出しで眠っています。

初登者意思尊重原則の敷衍がベスト

ほとんどの設定者や初登者は、自分の作品に強い思いを抱いています。言わば、課題は、「我が子」のようなものです。著作権法の学者は「精神の子」と表現します。

ぼくの開拓した課題について想像してみました。
「欠けたんで、張っておきました」「欠けたんで捨てちゃいました」「欠けたホールド見つけられなかったので、セメントで修復しておきました」等々と、後から言われる場合と、「欠けさせちゃいました。ごめんなさい。破片は大切に保存しています。どうしましょうか。ご指示ください」と連絡があった場合の違いを。

やっぱり、絶対に、後者の方の好印象です。
後者の方なら、未公開の課題や未発表エリアに案内しよう、って気になります。

というわけで、年会員の皆さんには、この点に思いを馳せ、必ず連絡して事情を説明し、どう対処するかの指示を仰ぐようにしてくださるよう、お願いするしだいです。

宗宮誠祐拝
  1. 2016/12/25(日) 12:37:40|
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