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宗宮誠祐のblog

名古屋郊外赤池駅近くのジム自由人の代表(ロックジム破天荒、ボンクラージュ、Dioも)blog

初登攀尊重の原則 by R・R

ロイヤルロビンス(R・R)の『クリーン・クライミング入門』には、現在も引き継がれているフリークライミングの思想が記載されています。
1 初登攀尊重の原則
2 より良いスタイル
3 ルートの保護
初登攀尊重の原則はこんな感じです。
「ルートはいわば芸術作品であり、初登者の創作物である。そこに新たにボルトをうちこみ、やっかいなルートに仕立て上げることは、初登者を侮辱するのみならず、初登者のとおりにそのルートをトレースしたいと思っている者の楽しみを奪う行為だ。これは他人のものした絵や詩を勝手に「改竄」する行為に等しい。へたでもいいから自分の絵や詩を発表するほうがましというものだ」
ここまでは、課題著作物論を唱えるぼくは、そうだ、そうだと相づちをうってました。
が、しかし、『墜落のしかた教えます』で、ハーディングらがボルトをたくさん打って初登したザ・アーリーモーニングライト(曙光の壁)を、R・Rらが、第二登したとき、初登者らが打ち込んだボルトをどんどん抜きながら登った、というか、ボルトを抜くために登りに行った(笑)、というのを読んで、おったまげました。
R・Rの「初登攀尊重の原則」は、彼らの登攀倫理に合致する作品だけに「初登攀尊重の原則」を適用するということなのでしょうか?
アブミ架け替えの人工登攀ルートも、初登者の創作物なんだから、ボルトを抜くのは、同一性保持権の侵害で、他人の「絵や詩を勝手に「改竄」するに行為に等しい」とぼくは憤慨しました。
もちろん、R・R自身、葛藤があったようで、結局、アーリーモーニングライトをキレイにする、クリーンにする、つまり、ハーディングらが打ったボルトを全部引っこ抜く、作業をやめることを決めたようです。
ちなみに、このアーリーモーニングライト、約半世紀の時を超え、フリー化されました。
夜明けの壁、Dawn Wallという名前で有名です。
ALLEZ! ALLEZI ONDRA!
  1. 2016/10/23(日) 13:07:15|
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