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宗宮誠祐のblog

名古屋郊外赤池駅近くのジム自由人の代表(ロックジム破天荒、ボンクラージュ、Dioも)blog

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クライミング課題は著作物だ説提唱中

クライミング課題は著作物だ説

ぼくは、クライミング課題は著作物に該当する説を提唱中です。

著作権法第2条1項
著作物 思想又は感情を創作的に表現したものであつて、文芸、学術、美術又は音楽の範囲に属するものをいう。

さて、もしぼくの主張が受け入れられて、クライミングの課題が著作権法上の著作物に該当するという前提に立つと、著作者は、大別して2つの権利を有することになります。

著作者人格権(人格的な利益を保護)
財産権(財産的な利益を保護)

著作人格権はポイントです

このうち、著作者人格権は、以下の3つがあり、課題の設定者/初登者の権利を考える上で重要です。

公表権
自分の著作物で、まだ公表されていないものを公表するかしないか、するとすれば、いつ、どのような方法で公表するかを決めることができる権利

よって、もし著作権者の承諾なく、課題をクライミング雑誌やblogで公表してしまったら、それは公表権の侵害となるでしょう。

氏名表示権
自分の著作物を公表するときに、著作者名を表示するかしないか、するとすれば、実名か変名かを決めることができる権利

よって、課題の公表はOKだけど、自分の名前を出してほしくないという著作権者の意思に反して、公表時に著作者名を表示してしまったら、それは氏名表示権の侵害となり得ます。

同一性保持権
自分の著作物の内容又は題号を自分の意に反して勝手に改変されない権利

よって、著作権者の意思に反して、非著作権者が、ボルトを増やしたり、抜いたり、ホールドを故意に改変したり、下地を故意に改変したりしたら、それは、同一性保持権の侵害となり得ます。

あてはめ いろいろなケースを考えてみると

では、
著作権者自身が下地を改変したら?
非著作権者が著作権者の承諾を得て、下地を改変したら?
著作権者自身が故意にホールドを改変したら?
非著作権者が著作権者の承諾を得て、故意にホールドを改変したら?
これらの場合は、少なくとも同一性保持権の侵害とはならなさそうです。

しかし、著作権法上の問題はないとしても、クライミング倫理上の問題はある。特に、故意にホールドを改変した場合は大問題となります。前の日記に書いた、いわゆるチッピング問題です。

なお、設定者=初登者の場合は問題がないけれども、設定者と初登者が異なる場合は、著作権はどうなるでしょうか。この場合は、当該著作物は、設定者と初登者の共同著作物となるでしょう。

設定者に光を

余談ですが、クライミング界では、ともすれば初登者のみが注目され設定者がないがしろにされるてはいないか、と感じます。
設定者もリスペクトされるべきです。
その課題を、岩の上に、クライミング課題として、人類で最初に発見したのは設定者なのですから。
特に、設定者が全ムーブを解明し、完成直前まで迫っていた場合、その課題についての寄与度は、初登者よりも、設定者の方が遥かに大きいと思います。

蛇足

以下、ロースクール的に、笑。

問題1
課題のスタート位置に、著作権者の承諾を得ずに、課題名やグレードを非著作権者が赤いペンキで書くことは著作権法上の問題はあるか?

問題2
著作権者が公表した課題の難易度を非著作権者がグレードダウンして公表したらどうなるか?

問題3
著作権者の承諾を得ずに、非著作権者が課題の岩にペンキで大きな鳥の絵を描くことは著作権法上の問題はあるか?もしその絵がヌードだったらどうか?
  1. 2015/12/18(金) 10:30:49|
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